会議の概要

住宅を供給する事業に様々な分野に携わる世界各国の機関が、3年に一度の国際住宅・建設性能保証会議(IHHWC)を平成29年11月に東京で開催することとなった。
IHHWCとは、住宅建設、性能保証について、各国の代表がそれぞれの取組みを報告し討議する国際会議で、各国の保証機関、政府代表、住宅建設業者、住宅関連の専門家が参集し、多岐にわたるディスカッションを行う場である。

現在、世界の国々では大規模な自然災害の発生、資源・エネルギー・食料不足の拡大、貧困・格差問題、悪化を辿る国際紛争等々により、人々の安心安全な生活が脅かされている。

この会議はこのような背景を踏まえ、各国の住宅供給、および保証・保険システムの現状と課題、今後の展望について情報交換をし、「持続可能な社会の実現に向けた住まいづくり」と、参加機関それぞれが果たす役割をともに考える場としている。

当協議会は、平成28年度に、このIHHWC2017東京会議へ協賛し、参加する各国機関へ当協議会の取組を普及・広報することを定時社員総会で議決するとともに、平成29年度は会議開催に向け、当協議会の情報蓄積活用部会の下に普及・広報WG(永塚WGリーダー)を設置し、準備してきた。
会議が開催された11月6日(月)及び8日(水)は、ブースを設け、資料配布し、多くの参加者に対して普及・広報活動を展開した。

以下は、その活動記録である。

平成29年11月

情報蓄積活用部会 普及・広報WGWGリーダー永塚保夫(株式会社フォーラム・ジェイ)
委  員栄 裕一(福井コンピュータアーキテクト株式会社)
高橋正典(価値住宅株式会社)
岩脇泰樹(一般社団法人全国住宅産業協会)
佐野秀仁(特定非営利活動法人Smile住宅安心ネットワーク)
松田光昭(プロパティオン株式会社)
柳瀬邦樹(大和ハウス工業株式会社)
協力委員小野義和(一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会)

説明ブース

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会場の入り口近くに協議会の事業を紹介するブースを設け、4ヶ国語による事業説明資料、協議会パンフレット等を、参加者に説明、配布した。

説明用配布物

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住宅履歴情報の4つのメリットを説明する四ヶ国語のパンフレット

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「住宅履歴マイスター」資格制度創設のご案内のパンフレット

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今年度製作した協議会の新パンフレット

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従来からある協議会パンフレット