一般の方へ

「住宅履歴情報」を活用していく主役は、住まい手であるみなさまです。

こちらのページでは、住まい手である方々向けに、住宅履歴情報とはなにか、なぜ必要なのか、どのようにしたら始められるか等を紹介しています。

住宅履歴情報とは

住宅履歴情報って何?

  • 住宅履歴情報とは、住宅の設計、施工、維持管理、権利及び資産等に関する情報をいいます。
  • 住宅所有者であるあなたが、蓄積、活用していくためのものです。
  • いつ、だれが、どのように新築や修繕、改修・リフォーム等を行ったかを記録したあなたの住まいの「履歴書」といってもいいでしょう。

なぜ住宅履歴情報が必要なの?

  • 日本の住宅が新築されてから壊されるまでの年数は平均約30年と、欧米に比較して短いことが指摘されています。
    まだ使える住宅を次々と建て替えてしまうことは、地球環境への負荷が大きいだけでなく、長い目で見ると住まい手の居住費の負担も大きくなります。
  • これからは、「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会への転換が必要です。
  • 住宅を世代にわたって住み継いでいくには、最初に丈夫な住宅をつくるだけでなく、点検や修繕等の維持管理がきちんと行われることが必要です。
  • 住宅の維持管理を適切に行うには、住宅がどのように設計、施工され、どのような修繕、改修・リフォームされたかという「住宅履歴情報」が不可欠です。